2011-01-01から1ヶ月間の記事一覧
ロビンソン風力計を別の角度から。うん、こうして見るとなかなかカッコいいですね。特に台座部の銀輪の並び。風杯をクルクル回すと、ガラス越しにゆっくりと歯車が回るのが見えます。歯車フェチの人にはたまらない光景では。 ★ときに。先週の今日、23日は「…
この間の謎の器具の正体はこれ。光学機器にあらずして、風力計用の電気盤でした。ロビンソン式風力計(既出。http://mononoke.asablo.jp/blog/2010/12/11/5573444)と対で用いて、リモートで計測値を読みとるための装置です。 小さな目盛りを読み取りやすい…
昨日の写真の奥で青っぽくかすんでいた機械を、ふつうに撮るとこんな感じです。 ブラックフェイスの精悍な、でも何だか古めかしいマシン。 昔の理科実験用の電源装置です。1950年代の製品。 マイナスネジも、旧字体の銘板も、まん丸のメーターも、自分として…
「小忙し」状態が尾を引いて、記事を書くのが何となく物憂いので、漫然と部屋の一角を切り取ってみました。 星とも虫とも関係のない、部屋全体の趣向からすると一寸異質な区画。でも、なんとなく格好いいような気がしなくもない。 ★ こんな風に、古い理科室…
今更という気もしますが、最近気になるアイテムは「図鑑」です。それも、いわゆる「原色図鑑」。世に図鑑好きの人は多いようです。その証拠に、「図鑑、好き」で検索すると、いろいろなページがヒットします。たとえば、雑誌「BRUTUS」の元副編集長、鈴木芳…
欲しい本があって、久しぶりに本屋さん(大型新刊書店)に行きました。ひょっとしたら1年ぶりぐらいかもしれません。「本当に出版不況なのか?」と思うぐらいの本の山で、しかもいずれもなかなか面白そうです。懐が豊かだったら(そして置く場所があるなら)…
今週は公私ともに(公というのは食べるための仕事のことです)、なかなか忙しく、あまり記事が書けませんでした。ようやく一段落してホッとしていますが、今度はまた腰が痛くなり、これは暫くおとなしくしていろ、という天意なのでしょう。 ★ 今日の朝日新聞…
我ながら粘着質だと思いますが、小石川の驚異の部屋(東大総合博物館小石川分館)は、私にとって云わば行動規範なので(←愚か者かも)、ときどきは覗かないと落ち着きません。 で、今日ふと思いついてYouTubeを見たら、ありました。 ■科学映像館 Koishikawa …
と、赤い缶のかげから、突然1台の小さな車が現われました。「クシー君!迎えに来たぜ」車の窓ごしに、クシー君とよく似た男の子が手を振っています。「あ、イオタ君!その車、どうしたの?」「さあね、どうしてだか知らないけど、さっきボクの部屋に現われ…
いつの間にか外は真っ白。私の町では今シーズン初めての本格的な雪です。あとからあとから舞い飛ぶ雪を見ながら、今日は静かに過ごしています。 ★「ほら。」それは古びた真っ赤なブリキ缶でした。そこには確かに 「WILLS’s “STAR” CIGARETTES」 という文字が…
各地で雪ですね。がんばれ受験生! ★ ☆ ★いつものL’s Bar(エルズバー)のカウンターで、私はクシー君の前にカラフルな箱を並べて見せました。 「キミだったら、イギリスのSTARもお気に召すかと思って。」クシー君は、奇妙なダブルクロスの星印に目をやると…
「先生」 「やあ、どうしました。そこは寒いから中に入るといい。」 「ありがとうございます。実はこんなものを拾って…何かの化石でしょうか?」 「どれ…ふーむ…君はこれをどこで見つけました。」 ★ …というような場面が脳裏に浮かんだ上の画像。 先にご紹介…
今日は「鴨沢忌」または「クシー忌」。クシー君の生みの親、鴨沢祐仁氏が亡くなられてから3年。昔の記事を読み返すと、1月12日は去年も一昨年も雪でした。今日も寒気がきついです。 ★氏の短篇、「プラトーン・シティ」のひとこま。(「ガロ」1975年9月号掲載…
明治と大正を行ったり来たりして忙しいですが、関連する絵葉書をもう1枚。 兵庫県立豊岡高等女学校(現・豊岡高校)の理科室です。 一見明治風の派手なデザインですが、大正の終り頃の光景。(同校が県立となったのは大正11(1922)年のことです)。 ここで…
古い理科室絵葉書のつづき。画像は明治38年(1905)10月の消印がある絵葉書。これまた妙に凝った明治調。(いろいろ考えると、浄土真宗系の北海女学校(現・札幌大谷高校)の絵葉書ではないかと思うのですが、ただ同校は1906年4月開校なので、年代がちょっと…
昨日と似た状況で、ちょっと時代の下った理科室風景を見てみます。 絵葉書の様式から、大正半ば頃のものと思います。 名古屋の田代尋常高等小学校(現・田代小学校)。 名古屋観光で覚王山を散策された方も多いと思いますが、あそこの近くです。 服装は依然…
話が郷愁の方向に流れていくと、またぞろ理科室の話題になりますが、今日は郷愁の力の及ばない、遠い明治の理科室を見てみます。 ★ 写真は金沢に今も続く味噌蔵町高等小学校(現・味噌蔵町小学校)の理科室です。 明治40年(1907)11月の開校に合わせて作ら…
濃く青い空。それをバックに鋭角的に伸びる樹々の枝。かさこそ鳴る落ち葉。その陰にひっそりと息づく草の緑。子どもの頃は、そうしたものに囲まれて、冬越しをする虫たちの姿を観察するのが、今の時季の愉しみの一つでした。今は寒がりになったので、なかな…
(昨日の続き)Black-poolで目を引かれたのは、古い図鑑からとった1枚の絵でした。『エルンスト・ホフマン博士のヨーロッパ産の蝶と蛾の幼虫図鑑』(1893)という、名前からして博物趣味の香気がほとばしる1冊。 ★荒俣宏氏いうところの「大博物学時代」は過…
以前、Lagado研究所さんに教えていただいたページ。■Black-pool http://black-pool.tumblr.com/いろいろなサイトから、美しくもちょっと奇妙なイメージを切り取っては、ひたすら貼り続けるというページです。どういう風に運営されているのかよく分からないん…
改めて本の帯を見たら、興味深い文章なので、やっぱりこちらも書き写しておきます。<星戀のまたひととせのはじめの夜>―凍える静寂(しじま)の中に煌く星座。星の光りは無窮の彼方から地上の孤独な魂たちに語りかける無償の私信であろう。該博な学殖と透徹…
(↑Moon eclipse 1999 in Belgium (c) Luc Viatour:ウィキメディアコモンズより) 正月なので、記事の方はのんびり進めることにして、『星恋』の続きは明日に回します。 以下、ごく渋い記事ですが、常連コメンテーターのS.U氏から複数の記事にお寄せいただ…
新年あけましておめでとうございます。かすてん様、S.U様、日文昆様におかれましては、年末のご挨拶をいただき有難う存じます。またお三方を含め、早々と新年のご祝詞を頂戴した方々に、この場を借りて篤く御礼申し上げると共に、「天文古玩」にご縁のある皆…