2012-11-01から1ヶ月間の記事一覧
「白黒熊」はまだ見つかりませんが、昨日Soraさんにコメント欄でお教えいただいたとおり(http://mononoke.asablo.jp/blog/2012/11/26/6643915#c6644870)、「色分け熊」は図鑑にしっかり載っていました。これぞ75年前の図鑑に載った、いにしえの「パンダ」…
(昨日のつづき)まず初めに述べておくと、こういう問題に関して真っ先に参照すべき、荒俣宏氏の『世界大博物図鑑』は、この件については情報なしです。和名はジャイアントパンダ、中国名は大熊猫と書かれているだけです。 ★「白黒熊」の名は、ネットで検索…
卒爾ながら、今日は私の誕生日です。ためしに過去のブログ記事を読み返したら、最初の頃は、11月25日になると誕生日にからむ記述がありましたが、最近は去年も一昨年も特に言及がなくて、我ながらどうでもよくなってきたのでしょう。しかし、今年はいささか…
俗に「十年ひと昔」と言いますが、今や「三年ひと昔」の方が人々の感覚に合うようで、そういう言い方を耳にすることが多くなりました。3年前の2009年は「世界天文年」でした。あの頃の盛り上がりは、はっきりと覚えています。そのいっぽうで、ずいぶん…
北国からは雪の便りがしきりに聞かれます。そしてクリスマスまでは、あとひと月ちょっと。というわけで、ドイツ製スノードームの登場です。「ガリレオのスノードーム」と称して売られていました。でも、このピエロめいた人は、決してガリレオではないと思う…
先日、渋川春海の望遠鏡について書きながら、脳裏をかすめたのはガリレオの望遠鏡のこと。世の中、実際に見てみないと分からないことは多いので、春海の望遠鏡はともかく、ガリレオの望遠鏡を覗いてみたいと思いました。「そういえば、2009年の世界天文年の…
今日は一日雨。先週の休日も雨でした。一雨ごとに本格的な冬が近づいてきます。 ★さて、フェルメールの絵に登場する謎の図の話題。記事を書くために改めてメーリングリストでのやりとり読み返してみると、(教えを乞うておきながら何ですが)具体的な内容に…
お腹を下しました。寒さのせいか、胃腸風邪か、とにかく用心しようと思います。皆さんもどうぞお気をつけて。 ★さて、「謎解き」を、別の話題でも続けます。日本でも人気の高い17世紀オランダの画家、ヤン・フェルメール(1632-1675)。最近大きな展覧会が…
(この本は、もともと1990年にリブロポートから出て、2003年に「白水uブックス」の1冊に加わりました。上は白水社版の表紙です。) ねこぱんちさんに以前コメント欄で教えていただいた出色の賢治本です(どうもありがとうございました)。 ★ 賢治作品を読ん…
19世紀前半にイギリスで出た百科辞典の挿絵。恥を忍んで告白すると、私は望遠鏡をテーマに駄文を草しているわりに、光学のことがさっぱり分かりません。それも専門的なことが分からない…というのではなしに、いちばん最初に学校でレンズのことを習い、実像と…
1がずらっと並んだ11月11日。 今日は冷たい雨が降ったり止んだりの、暗い日曜日でした。 窓から見える黄色や赤の木々の中には、早くも葉を振り落として、冬支度を急いでいるものも見受けられます。 こういう日は、静かに雨の音を聞きながら、ぼんやりコーヒ…
(※今日は記事を3連投しました。2つ前の記事からお読みください。)さて、以上のような時代背景を考えて、渋川春海の望遠鏡の話に戻ります。望遠鏡はたしかに17世紀の初頭から日本でも知られていました。しかし、17世紀後半のヨーロッパのスタンダードから…
17世紀は、まだ反射望遠鏡が実用化されていない時代ですから、望遠鏡イコール屈折式です。そして、初期の屈折望遠鏡といえば、元祖・ガリレオの望遠鏡が目に親しいと思います。思うに、これが私の誤解のはじまりかもしれません。つまり、ガリレオ望遠鏡はま…
何だか書いているうちに記事が長くなったので、3つに分割して、一昨日にさかのぼってアップすることにします(現在は11月10日です)。 ★17世紀、江戸時代の幕開けとともに日本にも望遠鏡が入ってきましたが、それはどんな姿をしていたか?前掲の渡辺敏夫氏…
春海の時代の望遠鏡の話は、そう焦る必要もないので、ぼちぼち寄り道をしながら書いていきます。寄り道のひとつとして、17世紀の望遠鏡の実像を知るために、今斜め読みしている本があります。望遠鏡史の分野において、おそらく最も重要な基礎文献、Henry C. …
昨日の段階では、「前編、中編、後編」でまとめようと思いましたが、どうも先行きが不透明なので、「(1)、(2)…」に修正します。 ★さて、渋川春海(1639-1715)による改暦事業をテーマにした「天地明察」。映画は未見ですが、若い頃の印象的なエピソー…
先月はしばらく記事が書けなかったので、いろいろ書き残したことがたまっています。そこで「アゲインシリーズ」(いつの間にシリーズ化?)の2番目として、映画「天地明察」に登場した、渋川春海の望遠鏡について取り上げます。以前―今見たらひと月半も前に…
最近、みんなが実感をこめて口にする言葉。「今年は秋がなかった。」ええ、本当に寒くなりました。 ★さて、久しぶりにパリの老舗博物商の話題。「休日はデロールへ」と言っても、実店舗は日曜は休みだそうですが、しかし、日曜だろうと盆正月だろうと、いつ…
やあ、よく来たね。お目にかかれて嬉しいよ。まあ、毎日会っているようなもんだけど、こうしてきちんと対面するのは初めてだね。いつもお世話になるばかりだから、一度ちゃんとお礼を言いたかった。いや、どうもありがとう。どうだい、さっそく一杯?…ああ、…
ふとカレンダーを見たら、今日から11月なんですね。俳句の世界だと、すでに冬。びっくり。。。 ★さて、昨日のつづき。以前、古い星図帳(アトラス)を買いました。ぎりぎり古星図と言ってもよいであろう、19世紀半ばのものです。(クリアカバーがかけてあり…