2014-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ネタの棚卸し

今日は一日 STAP細胞の話題でもちきりでした。 酸性の液につかることで細胞が若返ります…と謳う便乗エステとか出現しそうですね。 それにしても、細胞の集まりである人間の方は、ストレスを受けてもリセットされるどころか、ますます草臥れるばかりで、…

素粒子ジョーク8題

前回、ちょっと生々しい映像もあったので口直しに。いつものメーリングリストで「素粒子ジョーク」というのが回ってきました。洒落やジョークを説明するのは野暮もいいところでしょうが、自分の解釈に自信が持てないところもあるので、ここにメモしておきま…

再考・ヴンダー趣味と理科室趣味

五放射相称、維管束、総状花序、第三手根骨、斜方晶系、角閃安山岩、脈翅目、ベイツ型擬態、古生代オルドビス紀、旧北区…こうした言葉に魅かれるのが―より正確には、その向こうにある世界に魅かれるのが―いわゆる理科(室)趣味ではないでしょうか。図書室で…

ほら、あそこに星を売る店が

昨日から東京の世田谷文学館で始まった企画展のご案内。■星を賣る店~クラフト・エヴィング商會のおかしな展覧会 〇会期 2014年1月25日(土)~3月30日(日) 10:00~18:00(入館は17:30まで)、月曜休館 〇会場 世田谷文学館 2階展示室 東京都世田谷区南烏…

驚異の部屋的な何か

前回の記事で、“「理科室風書斎」や「ひとり驚異の部屋」は、もはやほぼ完成した”と書きました。もちろんそれは言葉のアヤで、東大のインターメディアテクや、欧州の名だたるヴンダーカンマーのような空間が、我が家にあるわけではありません。我が家の場合…

青銅の賀

(青銅星章/bronze star medal)今日で天文古玩は8周年。思えばずいぶん長いこと続けてきたものです。そのわりに文章はさっぱり向上せず、冗長で、紋切り型の言い回しが多いなあ…と、これは深く反省しています。でも反省ばかりで、ちっとも直りません。これ…

Dear Edward,

どう?元気でやってるかい?今は2014年。君がこの本を手にした1932年から、あっという間に80年以上経ったよ。その間に世の中はずいぶん変わったような気もするし、あんまり変わらないような気もする。この本は「ボーイスカウト試験準拠」を謳っているので、…

星座を作ろう

本といえば、これまた昨年の暮れに、児童向けの天文古書を何冊かまとめて購入しました。そのうちの1冊がこれです。(表紙)(本を開いたところ)■John Martin & Roy Youmans, How to Make Sky Pictures. Greenberg Publishers (NY), 1935 28.5 x 22 cmA4を…

標本本(ひょうほんぼん)

このところ玩具の話題が多いですが、もちろんそればかりに集中しているわけではなく、理科室趣味の涵養にも懈怠なく努めています。その一環として、昨年暮れに、標本をテーマにした本をドンとまとめ買いしました。ただ、買ってはみたものの、何となくそのま…

ハレー彗星の最期

元旦に奇怪なハレー彗星の切手が貼られた包みを受け取ってから、どうも良いことがない。その妖力を封ずるために、思い切って彗星本体の核を破壊することにしました。妖星討つべし―。 ★なんだかウロンなことを書いていますが、たまたまこんな品を見つけました…

青い宇宙を翔ぶ

この時期、ちらちら白いものが舞うと、鴨沢祐仁氏のことを思い出します。氏は孤独死されたので、正確な忌日は不明ですが、推定2008年1月12日没。早いもので、今年はもう七回忌です。先日、天文ゲームの話題があったので、鴨沢氏やクシー君が好みそうなゲーム…

20世紀の天文趣味史概論

先ほどメーリングリストで知った情報。20世紀の天文趣味史の変遷を、望遠鏡製作の観点から論じた論文が、アイオワ州立大学のサイトから全文読めるよ…という話題です。まあ私も読んではいないのですが、今後の資料として、目次と要旨を適当訳ですが、挙げてお…

軟体動物の歯舌を染色するにはビスマルク褐を用ゆべし

今日は一日冷たい風が吹いていましたが、頭上は抜けるような青空でした。屋並みの上に銀色の月が顔を出し、これで三連休も無事終わりです。今日は鏡開きの餅を焼き、お汁粉を作って食べました。世間の喧騒をよそに、とりあえず家内は平穏無事。 ★理科室趣味…

ちょっと気取った彗星ゲーム

天文モチーフのゲームと云えば、現代のものですが、こんな品があります。■Royal Comette: A Courtly Game of Risk and Speculation. Oxford Games Ltd., 1996(パッケージサイズ 33.5×26cm) 人数:3人以上、対象:10歳~大人までオックスフォード・ゲーム社…

愛しの天文玩具

しばらくぶりの更新です。記事も書かずに何をしていたのか?実は直後はそうでもなかったのですが、前の記事で触れたオークションの敗北がジワジワ効いてきて、一時は憤死せんばかりでした。 ★―ときに、Googleのサービスに、WEBページを丸ごと翻訳してくれる…

妖霊星出現

ちょうど元旦に書留で届いた品があります。今年の初荷です。玄関でサインをしながら、封筒に貼られた切手に思わず目が引き寄せられました。ハレー彗星の前回接近(1986年)に合わせて発行された、イギリスの記念切手。左は彗星に姿を変えたエドモンド・ハレ…

螺旋蒐集(7)…存在の始原へ

夢枕獏氏の『上弦の月を喰べる獅子』は、「SFマガジン」誌に連載され、後に日本SF大賞を受賞しました。ですから、一般にはSF小説に分類されるのでしょう。ただ、いわゆるサイエンス・フィクションとは遠いテーマであるのも確かです。以下、作品の終盤…

賢治かるた

“正月よ、永遠に続けよかし”の願いも空しく、あっという間に三が日が終わってしまいました。せめて残り二日の休みを、精一杯ダラダラ過ごそうと思います。この間、特に正月らしい記事もなかったですが、今朝の新聞を読んでいたら、カルタの記事の中に「宮澤…

螺旋蒐集(6)…音響螺旋体

多様な生物が螺旋を愛し、螺旋をその身にまとっている。ならばヒトだって…と、身の内をしげしげ眺めたら、果たして1対の巻貝が頭蓋内に生息しているのを見出しました。その生息地は耳の奥。洞窟のような耳道をたどり、鼓膜も越えたさらにその奥に巻貝は眠っ…

螺旋蒐集(5)…透明螺旋体

先ほどまで黒雲が空を覆っていました。北の地方では大雪に警戒するよう、ニュースは伝えています。せめて三が日ぐらい…と思いますが、自然には自然のリズムがあるのでしょう。 ★ふと、ガラスでできた巻貝があったらいいなと思いました。殻を打ち欠くような無…

2014年元旦

(ペガスス座とこうま座。手前はウマの歯の化石)新年あけましておめでとうございます。早々と賀状をいただいた方には、この場を借りて厚く御礼申し上げます。当方もどうにか昨晩投函しましたが、いつもは何かしら添え書きをするのに、今年はそれも時間切れ…