2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧
昨日も載せたインドの占星スクロールは、1844年のものだと売り手は述べていました。文字がまったく読めないので、この辺は額面通り受け取るしかありませんが、でも紙質を見る限り、相応に古いモノでしょう。これが時代を下ると、下のようにツルツルの現代的…
ところで占星術に関連して、「ああ、そうか」と思ったことがあります。 ★以前、こういう品を取り上げました。(画像再掲。元記事: http://mononoke.asablo.jp/blog/2017/04/22/)これは、一昨年に神田の三省堂で行われた「博物蒐集家の応接間」というイベン…
昨日(1月25日)の朝日新聞の「天声人語」は、インフルエンザの話題でした。で、その中に次の一文があって、思わず目をそばだてました。 「人とインフルエンザの歴史は長い。感染症に詳しい岡部信彦・川崎市健康安全研究所所長(72)によると、中世の欧州で…
新年から張り切って記事を書いてきましたが、仕事が突沸するとどうしようもありません。人間が生きていくことは辛く、大変なことです。 ★さて、世にコレクターと称される人は多く、そのコレクションの対象もさまざまです。その中で、究極と言えるのは、なん…
周期表に関連して、ちょっと変わった品が手元にあります。この品を正確に何と呼ぶべきかは分かりません。でも、星座早見盤と同じぐらいのサイズ(直径は20.5cm)で、くるくる回して使うところも似ているので、「元素早見盤」と呼ぶのが、いちばんしっく…
ある人が言いました。「人間って、そんなに単純なもんじゃないよ。」おっしゃる通り。人間は、ある側面でスパッときれいに割り切れる存在ではありません。別の人が言いました。「原子だって、そんなに単純なもんじゃないよ。」そう、原子もまた複雑なのです。…
昨日のおまけ。メンデレーエフは何せ国民的偉人ですから、ロシア(旧ソ連)では記念切手が繰り返し出ています。下は生誕150年を祝って、1984年に出た切手を使った初日カバー。【訂正】 見直したら、これはソ連ではなく、ブルガリアの切手でした。したがって…
この前新聞を見ていたら、今年は「国際周期表年」だという記事が載っていました。ドミトリ・メンデレーエフ(1834~1907)が周期表を発表したのが1869年で、今年は「周期表誕生150周年」に当たるのを記念して、ユネスコが決めたのだそうです。ここで、手っ取…
最近の買い物から。昨日届いた1枚の絵ハガキ。1920~30年代のイギリス製です。崖の先端に立って、ひとり月を見上げる男の子。それだけでも十分絵になりますが、その隅に書かれた文字が、この品に一層深い意味を与えていると思いました。「Quo vadis?(クオ・…
ブログを休止している間も、世間にはいろいろなことが生起し、永田町や霞が関方面でも、噴飯ものの事態が日々出来(しゅったい)していますが、今しばらくは政談を控え、清談に終始することにします。 ★そんな出来事のうちでも特筆すべきは、昨年10月に始ま…
野尻抱影の一連の著作は脇において、それ以外で今も読み継がれ、人々の星ごころを刺激している天文随筆を挙げるとすれば、石田五郎氏(1924-1992)の『天文台日記』(初版1972)を真っ先に挙げたいと思います。これは私の座右の書でもあります。 ★その石田…
昨日は部分日食でしたが、私は最後の寝正月を優先したので、頭上の天体ショーを楽しむことなく、寝床でグーグー寝ていました。何はともあれ、震えるような寒さの中でも、一陽来復の春の到来。寒期の今だからこそ、お日様を見上げて、巨大な恒星が生み出す膨…
わが家には、れっきとしたアンティークの仲間入りをしつつあるアーミラリーも、ちゃんとあります。昨日まで問題にしていた「実用性」があるのか無いのか、そこが微妙なところですが、可憐であることは間違いありません。(1911年創業で、バルセロナに今も続…
ノーマン・グリーン氏が制作した「真面目な」アーミラリー。でも、そこにはちょっと真面目さとは異質の要素が混じり込んでいます。と言って、それはグリーン氏の罪ではありません。実はこのアーミラリー、グリーン氏が産み落としたオリジナルの姿から少しく…
インド製やイタリア製、さらには目盛環のない純粋な装飾オブジェとしてのアーミラリーなんかも、私はこれまで一通り手元に置いて眺めていました。でも、やっぱりどこか物足りない感がありました。(Bruce Stephenson他(著)、『The Universe Unveiled』、Ca…
天文古玩の初心に立ち返って、天文アンティークの話。ツイッターで、何か耳よりの情報を求めて、「天文 アンティーク」で検索することがあります。昨年の秋から冬にかけては、「黒猫堂/魅惑の天文アンティーク」という商品が、一部で話題になっていました。…
ここ数年、正月は干支にちなむ星座を取り上げることが多かったですが、ブタやイノシシの星座はないので、今年は特に言及しませんでした。でも、それは西洋星座の話で、昔の中国星座には豚の星座があったことを、ネットは教えてくれます。それは二十八宿の一…
新しい年を迎えました。干支が戌から亥にバトンタッチしたのを記念し、イヌ(といかオオカミ)とイノシシに並んでもらいました。正月早々「お骨」というのも一寸どうかと思いますが、骨は脊椎動物にとってかけがえのない、まさに骨幹、屋台骨。ですから、誰…