2014-04-01から1ヶ月間の記事一覧
彗星、フランスの天文趣味…と話を続けてきて、ふと、武士の一行が望遠鏡で彗星を覗いている不思議な蒔絵盆を思い出しました。■1910年、ハレー彗星の思い出(3) http://mononoke.asablo.jp/blog/2009/05/29/4329704画像を再掲するとこんな品。で、これについ…
さて、話をふたたびモルー神父(1867-1954)に戻します。彼は26歳のときに(1893)、カミーユ・フラマリオン(1842-1925)がその6年前に創設したフランス天文学会(Société Astronomique de France;SAF)に加わり、フラマリオンと親しく接することで、そ…
先ほどまでまったく別の記事を書いていましたが、たった今Sii Taaさんからのコメントで、昨日のコメタリウムの動作がYouTubeにアップされたとお聞きし、急きょ記事を差し替えます。どんな記事であれ、その前には消し飛んでしまいますから。 うう、すごい!!…
ずいぶん昔の記事に、Sii Taaさんから驚きのコメントをいただきました。■回れ、回れ、コメタリウム! http://mononoke.asablo.jp/blog/2008/05/06/コメタリウム(彗星儀)は18世紀生まれの天文教具で、彗星の公転(および、さらに敷衍してケプラーの第2法則…
新しい職場にまだ慣れなくて、仕事のペースがつかめません。そんなわけでブログもちょっと滞りがちですが、無理のない範囲でぼちぼち続けていきます。 ★さて、今日は星図の話。先日(4/15)登場したムーア様式の怪天文台の主、モルー神父が編んだ星図集が手…
理科教育は今も大変だけど、昔も大変だった…ということを見るために、当時の本をパラパラめくってみます。まずは、昭和6年(1931)に桑原理助という人が書いた『理科教育の設備と活用』(東洋図書)より。諸経費三割削減の声を聞いた丈でも心のどこかに暗い…
以下は2007年12月に書いた拙文。■暗い理科室 vs. 明るい理科室 http://mononoke.asablo.jp/blog/2007/12/07/その結びで、私は「あの「天声人語」に、理科室と人体模型が載るのは、ひょっとしてこれが最初?で最後かもしれません。それを思うと、これは歴史的…
ガラスと鉱物といえば、半年ぐらい前、古いガラス壜に入った鉱物コレクションを見つけました。扱っていたのはイギリスの業者ですが、ラベルはドイツ語表記になっており、おそらく出所はドイツ。よく見ると壜のサイズもばらばらですが、大きい壜で長さ約6セン…
作品名、「歯車修道院」。この歯車は腕時計や懐中時計用のものらしいので、そもそも小さいです。それが巨大に見えることから、逆にこの修道女の小ささがお分かりいただけるでしょう。こちらは「祈りの庭」。目をこらさないと、シスターの存在が分からないぐ…
神父は天文ドームから星を仰ぎ見て神の御業を讃え、修道女はガラスドームの裡で静かに祈りをこらす―。今日はドームつながりの話題です。 ★昨年、素敵な博物趣味にあふれるブログとして、「時計草の庭通信」をご紹介しました(http://mononoke.asablo.jp/blog…
エジプトをイメージした薔薇十字プラネタリウムもそうでしたが、天文台にもオリエンタリズムの横溢した作例があります。(1910年頃の絵葉書)フランス中部の町、ブールジュに立つ不思議な建築。天文台としての固有名詞はなくて、絵葉書でも「モルー神父の天…
薔薇十字プラネタリウムに対抗して、エジプトのお隣、メソポタミアの天文遺物を見てみます。この分野に関して日本語で手軽に読める文献としては、近藤二郎氏の『わかってきた星座神話の起源―古代メソポタミアの星座』(誠文堂新光社、2010)が唯一のものでは…
手持ちの古いプラネタリウム絵葉書から。カリフォルニアのサンノゼにある「薔薇十字プラネタリウム」。見るからに怪しげな外観ですが、これでも(と言うと失礼ですが)全米で5番目にできた由緒あるプラネタリウムだそうです。さて、気になるその名称。説明を…
そういえば…プラネタリウムで懐かしく思い出すものといえば、スカイラインも名脇役。ドームに足を踏み入れ、ドームの裾をぐるりと取り囲む、ちっちゃな黒い街並みを見渡すときの気分は、一種独特のものがありました。(ニューヨーク、ヘイデンプラネタリウム…
廃天文台に続き、廃プラネタリウムの話題。これも他人様の記事の丸写しで恐縮ですが、先週の朝日新聞(4月5日)に、縣秀彦氏の投稿が掲載されていました。60年代にできたオールド・プラネタリウムはもちろん、バブル期に続々とできた瀟洒なプラネタリウムも…
先日届いたイギリスのSHA(天文史学会)のニューズレターに、廃天文台を紹介するWEBページの紹介記事があって、いろいろ感じるところがありました。■Web Urbanist “Watch Out: 15 Eerie Abandoned Observatories” http://weburbanist.com/2012/07/08/…
ご無沙汰をしています。 身辺が落ち着かない中、何とか日を送っています。 コメントにもお返事できぬまま時日が経過し、もはや時機を逸した感があるので、返信の方はどうぞご容赦ください。 今日は久しぶりの休日。何はともあれ、散らかり放題だった部屋を片…