2013-12-01から1ヶ月間の記事一覧
本日2投目。いよいよ2013年も、残すところあとわずか。今年一年、拙いブログにお立ち寄りいただき、どうもありがとうございました。新年は元旦からのれんを出す予定です。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。今日の月齢は28。ほとんど真っ暗ですが、絵…
昨日のヌムリテスと同時に買ったプレパラート。楊枝の先に隠れるほどの極小の螺旋。頭足類(オウムガイ、アンモナイト)、有孔虫と見てきて、いよいよホンモノの巻貝(腹足類)の登場です。…と思いきや、やっぱりこれも貝ではなくて、多毛類、すなわちゴカイ…
画像をクリックして、右上に注目。あ、アンモナイトの赤ちゃんが! ★この差し渡し3ミリに満たない「赤ちゃんアンモナイト」の正体は、有孔虫の仲間であるヌムリテス、すなわち「貨幣石」の一種です。傍らに大小の完全体が並んでいますが、このコイン状の殻…
自然界の螺旋といえば、真っ先に名前の挙がるオウムガイ。夢枕獏氏の『上弦の月を喰べる獅子』は、文体や結構に、実験的要素がふんだんに盛り込まれていますが、本来のストーリーの合間に「螺旋教典」という、コラム風の文章が挿入されているのもその1例で…
仕事納めが、すっきり納まらずにバタバタしています。年賀状もまだ書けていませんし、ひょっとしたら書けないかもしれません。年末の無聊を慰めるためと称して買った本たちも、手つかずのまま積んであります。そんな年の瀬ではありますが、一服の涼を求めて…
やあ、いらっしゃい。この寒空によく来てくれたね。僕もちょうど話し相手が欲しかったところさ、嬉しいよ。…え、何か面白いモノはないかって? なんだ、君の目的は、僕よりもそっちか。はは、相変わらずだね。うん、まあ、なくもない。これなんかどうだい?…
プロペラ音とともに、凍てついた空を滑るエアプレーン。さあ、今年ももうじきサンタがやってくる! ★1910年頃のリトグラフ絵葉書。紅鉛鉱と魚眼石を添えて。
過去記事フォローシリーズ。以前、下のような絵葉書を載せました。(元記事はこちら http://mononoke.asablo.jp/blog/2013/09/14/6981935)そのときは、女A 「あら、金星が見えるわ」、女B「 あたしの方は木星が見えるわ」、男 「おいらにゃ火星が見えるよ…
連想尻取り式に三題話を続けます。 ★2010年から2011年にかけて、ヴェルサイユで「ヴェルサイユ宮殿における科学と好奇心」という展覧会が開かれていました。17~18世紀の宮廷における、科学の営みと科学者の生態をテーマにした催しです。私は図録を見てその…
(パーシヴァル・ローエル Wikimedia Commonsより)パーシヴァル・ローエル(Percival Lowell、1855-1916)の名は、火星、冥王星と分かちがたく結びついています。前者は筋金入りの運河論者として、また後者はその発見プロジェクトを強力に推進した者として…
antique Salonさんで購入した博物学の欠片を一通り眺めたので、この辺で久しぶりにフランスの理科室絵葉書でも見てみます。あきれるほどモノのあふれた理科室(むしろ理科準備室か)。パリ南西部、イニーの町にあるエコール・サン・ニコラ…というのは、19世…
『フランス地質図』表紙。これは「書籍」ではなく、リネンクロスで裏打ちされた1枚ものの地図で、広げると115cm×62cm の大判の図になります。フランス全土をカバーする一連の地質図のうちの1枚で、購入したのはフランス最東端、スイスに程近いナンテュア付近…
コルク栓を除く壜の高さは9cm。ちょうど掌にすっぽり入るサイズです。このコバルトガラスの壜は、肉眼だともっと紫味の強い、深い色合いですが、私のカメラだと単純に青く写ってしまい、画像をいじってもうまく再現できないのが残念。中身はスペアミント精…
オゾーは解剖模型、デロールは剥製というふうに、各博物商にはそれぞれ得意分野があるにせよ、基本的に「博物」というぐらいですから、その取扱品目は広く万般に及んでいました。デロールにしたって、戦前は剥製商よりも「教材商」の顔の方がメインで、人体…
Antique Salonさんの棚でパッと目に付いた品。濃い緑の箱に入った岩石標本。私は格別岩石が好きというわけでもないですが、こういった、いかにも「標本の相貌」をしたものに弱くて、機会があるとつい買ってしまいます。内容は、花崗岩、微花崗岩、ペグマタイ…
博物趣味の欠片をたどる旅は一服。今いろいろ情報をたどって、パリ周辺をぐるぐるしているのですが、そのパリで来週から豪華な日時計展が始まると聞いたので、そのことを書いておきます。■懐中日時計と卓上日時計の名品展(Exceptional pocket and table sun…
まずはウサギの頭骨標本から。頭蓋を正中から半切して板に貼り付けてあります。ご覧のように、下顎が大きく欠損しており、表面の損耗も著しいので、標本としての価値はあまりないと思うのですが、ヴンダーな退廃美が、そこはかとなく漂っている感じがしなく…
antique Salon さんで先日購入したモノたち。岩石標本、青い薬びん、ウサギの頭骨、古い地質図。ちょっと取りとめのない選択ですが、こうして並べると、互いに博物趣味の香気を高め合う感じがします。しかし、香気だけでは勿体ないし、それこそ取りとめがな…
いささか旧聞に属しますが、昨年、フジイキョウコさんの鉱物イベントが名古屋であり、その会場となったミュシカさんを訪れた際、博物系の品ぞろえに強いお店として、やはり名古屋にある「antique Salon」さんを訪ねるよう、お勧めいただきました。(参照 htt…
以前、「天体議会」の話題を書いていた時に、一粒の蛍石を登場させました。http://mononoke.asablo.jp/blog/2013/08/23/6955616あの1粒を選り出すために、いささか無駄とは思いましたが、袋入りのタンブルを買いました。しかし余った石の処置に困り、ありあ…
例の赤子は2013年12月6日午後11時20分(推定)、誕生しました。定めの星や如何。 ★一冊の古びた本。Index Librorum Prohibitorum(インデックス・リブロルム・プロヒビトルム)。日本語でいう『禁書目録』。バチカンによる「有害図書」認定リストです。16世…
単なる物珍しさから、こんなものを買いました。昨日のお母さんのデスクに乗っていてもおかしくない品。ご覧のとおり、ホロスコープ作図用のスタンプです。これでポンポンと枠線を捺して、惑星の位置などを手で書き入れたのでしょう。大勢の顧客を相手にする…
昨日の本の著者、チャールズ・レアード・カリアにまつわる特異な点、それは彼の母親が占星術師だったことです。そしてその父親、すなわち母方の祖父も占星術師でした。占いのニーズは日本にもアメリカにもあるので、占星術が職業として成り立つのでしょうけ…
再読中。■チャールズ・レアード・カリア(著)、北澤和彦(訳) 『ぼくはいつも星空を眺めていた―裏庭の天体観測所』 ソフトバンク・クリエイティブ、2006初読の際の感想は以下。http://mononoke.asablo.jp/blog/2006/12/10/992312 ★小さな頃から天体観測に…
ついに師走。気ばかり焦りますが、最近は頭と心が濁っているので、なかなか本も読めないし、文章も書けません。何かスッキリする工夫はないか…と思い、古い天文児童書を何冊かまとめ買いすることにしました。1900~30年代に出た、子供向けの星座観測の本やら…