2007-08-01から1ヶ月間の記事一覧
(国立科学博物館の威容) 昨日、「この項つづく」と書きましたが、特に続きません(汗)。 現時点では、あれ以上の細かい文献考証はちょっと難しいと思います。 野地さんからは、「この頃日本に来た外国船の積荷台帳が残っていると、案外絞れそうな気もしま…
(上野の国立科学博物館に鈍く光るトロートン望遠鏡) この望遠鏡の由緒来歴がどうもはっきりしない…ということを先日書いたのですが、虎ノ門天文会館でお世話になっている野地一樹さんから、『東京天文台90周年記念誌』という資料を教えていただきました。 …
〔…〕そのまん中に円い黒い星座早見が青いアスパラガスの葉で飾ってありました。 ジョバンニはわれを忘れて、その星座の図に見入りました。 それはひる学校で見たあの図よりはずうっと小さかったのですが、その日と時間に合せて盤をまわすと、そのとき出てい…
1896年8月27日、宮澤賢治出生―。 昨日は、賢治の111回目の誕生日でした。 生きていれば川寿の賀。ちょっと「天の川」を連想させます。 1日おくれですが、今日は賢治の誕生を祝って、彼にちなんだ星座早見盤を載せます。 ★星座早見 上製版 日本天文学会(編)…
(下記サイトより) 今日は珍しく実用記事といいますか、まあこれも季節ネタの1つということで… ▽ ■ △ ■ ▽ ALMA計画(※)のサイトのキッズコーナーに、望遠鏡のペーパークラフトの型紙が載っていました。 ★動く! 望遠鏡のペーパークラフト http://www.…
私がこれを買ったのは、平成の初めころです。その頃、東急ハンズが電車内に目立つ広告を出していたのを覚えています。当時はまだ国内で販売されて間もない頃だったのでしょう。 改めて聞いてみれば、動作原理は至極単純(↓)ですが、ただそれを商品として安…
同天文台の別テイクの絵葉書です。 昨日の構図のさらに左側に、もう一つドームを載せた建物が見えます。 一連の建物は、中世回帰をスローガンとした、いわゆるゴシック・リヴァイバル運動の好例です。ゴシック好きとは、すなわち塔好きということで、塔上の…
このあいだはパロマーの巨人を載せたので、今日は目先を変えてちょっと小作りな天文台です。 写真はベルギーにある、コワント天文台(Observatoire de Cointe)。 まるで中世のお城のようですが、できたのは1880年代と意外に新しく、しかも現役で使われてい…
もろもろ作業が押しているため、記事は臨時休載です。
あれ?前と同じ記事―と思われたかもしれませんが、よく見ると違います。違うけれどもよく似ている。(http://mononoke.asablo.jp/blog/2007/08/18/1733266) こちらは明治ではなく、平成に作られた海藻はがきで、家の近くの某水族館のショップで買いました。…
(「講義も聴かずにラッパの口の開いてゐるわけを考へつヾけてゐる」茶目物理君) 昨日の続きです。 この本には「茶目物理君」と「村山正信君」という、二人の理科少年が登場します。二人がどんなふうに描かれているかを見てみます。 ■ ◇ ■ まず、茶目物理君…
(扉と口絵-飛行機上から燐火弾攻撃-) さて、昨日の本の中身です。 著者前書には、対象読者と著者の狙いが以下のように書かれています。 □ ◆ □ 小学五六年乃至中学二三年に学ばれる生気に満ちた子供さん達よ。 〔…〕此の本は、分に秒に進む近世科学の大観…
●高田徳佐(著)『子供達へのプレゼント 近世科学の宝船』 慶文堂、大正14(1925)、四六版、410頁 これは私が独自に発見したのではなく、ノンフィクション作家の黒岩比佐子さんのブログ↓で教えられた本です。 ■古書の森日記/高田徳佐『子供達へのプレゼン…
優に70年は経っているにもかかわらず、貼付された標本は、どれもかなり鮮明に色が残っています。 ほそばのとさかもどき 日本特産ナル紅色藻類 あみぢくさ 褐色藻類 本州普ネクコレヲ産ス そぞ 伊予日振島採集 紅色藻ナレト緑色ヲ呈ス … … … 説明文の硬質な文…
(左:標本を貼付した裏面、右:アドレス面) 尋常でない暑さが続いていますが、今日は優美な海藻の押し葉はがきです。 ○ ○ ○ 実物標本海藻はかき 相模 三浦半嶋 三崎町 三昧社 製作 実用新案登録第一三九三七号 ○ ○ ○ と、古風な書体で書かれています。何と…
ミュージアムショップでは同館のリニューアルを記念して、ガチャガチャ用フィギュアが売られていました。題して「国立科学博物館カプセルミュージアム」。トロートン望遠鏡の他にも、フタバスズキリュウや、トキ、ヤンバルテナガコガネなど、いずれも日本館…
夏の小旅行も終わりました。8月も残り2週間、暑い暑いといいながら、一抹の寂しさを感じる頃です。 さて、今回の旅行は小学生の息子とともに、谷中・全生庵で幽霊画展を見たり、終戦記念日前日の靖国神社を視察したり(*)、なかなか渋い内容でしたが、メイ…
パロマーの主鏡を模したこのガラス細工は、「灰皿・兼・コースター」として使える実用的な品です。直径は約8センチ。主鏡の鋳込みを担当した、ニューヨークのコーニング社の土産物です。 主鏡の表面は、当然滑らかな凹面ですが、背面はハニカム状の肋構造を…
(夏の主役。さそり座) いよいよお盆休みに突入です。 その前に仕事をパパっと片付けてきました。 しかし、暑さも厳しく、いささかバテ気味。。。 記事の方はお休みです。
下は、W.スコット・カーデルさんという人のページです。 ★http://www.astro.caltech.edu/~wsk/index.htm カーデルさんは、パロマー山天文台の見学・広報担当者(public affairs coordinator)として活躍するいっぽう、自身根っからのパロマーファンとして、…
(↑正面のアップ) 以下、パロマー余話です。 この独特の馬蹄形(ホースシュー)架台は、構造上の堅牢さと、鏡筒をどの方向にも向けられるようにするという、両立困難な目標を同時に達成するため、多くの試行錯誤の末に生み出されました。(先行するウィルソ…
鏡筒を立てたところ。 前の写真は、天の北極を観測するとき、こちらは天の赤道付近を観測するときの体勢です。
(↑左後方より。鏡筒のトラス構造がよく分ります) だいぶ前に、アルヴァン・クラーク製望遠鏡のミニチュアを取り上げたことがありますが(http://mononoke.asablo.jp/blog/2006/08/28/502293)、このパロマーの模型も同じく b.crist miniatures 社の製品で…
今帰宅しました。今日は簡単に。 ☆ ☆ ☆ この前(7月30日)の記事に、パロマー望遠鏡の32分の1模型が登場しました。ああいうのを見ると、すぐに物欲の虫がうずき出します。遠い少年の日のヒーロー、200インチの巨人望遠鏡。その似姿を手元に置くのだ…と考え…
また一日中部屋の片付けをしていて、ぐったりです。 こんなにしょっちゅう片付けをしないといけないのは、部屋のキャパシティが限界に達していて、何か少しでも新しいものが来ると、それを置くためのスペースを作るのに、異様な努力が必要だからです。 不要…
どうも蒸すなあ…と思ったら、先刻から遠雷が聞こえてきました。 そんなわけで、今日もすずしげな品を載せておきます。 写真は惑星のマッチラベル。青・白・緑の取り合わせが目に爽やか。 時代は不明ですが、冥王星があるので当然1930年以降のものです。 “luc…
↑Sir John Herschel (1792-1871)、晩年の写真。 さて記事を、と思ったのですが、今日は日本ハーシェル協会のHPのメンテナンスと、協会掲示板への投稿でちょっと疲弊しました。 で、その投稿記事というのが、「ジョン・ハーシェルの本とスタンプ」という…
今日もダラーンとした雑文です。 Googleに画像検索機能がありますが(Google画面の最上段にある「画像」をクリック)、ふと思いついて「天文古玩」と入力して検索してみました。すると自分でも忘れていたような昔の画像がずらずらと(上図)。しかも並び順が…
(第1回でとりあげたE.ダンキン『真夜中の空』より。8月深夜のロンドンの空) 今日からいよいよ8月です。 改めまして暑中お見舞い申し上げます。 ▲ ▽ ▲ ▽ ▲ さて、このブログもスタートしてはや1年半が経過しました。つまり3年の半分ですね。 3年間、…